印刷業 C社様
基幹システム(AS400)での出荷時における最安値運賃検索を実現!
運賃マスターズ 導入による効果
課題
複数個口・重量物を
考慮した運賃検索を実現し、
最安値の運送会社で出荷を行う
では詳しく説明していきます!
運賃マスターズ (トラック 運賃計算 シミュレーション)の導入事例
企業データ
◆所在地・・・・本社(大阪)・工場(5ヶ所)
◆業種・・・・・印刷業
◆資本金・・・・3億円
◆年商・・・・・900億
◆従業員数・・・3,000名
◆利用運送業者数・・5社
導入の経緯
C社様では、出荷時に最安の運送会社の検索する仕組みを基幹システムで
構築しておられました。
最安運賃の検索ルールとして「各運送会社より提示されている1個口料金体系」を
元に実施されていた為、複数個口の出荷や、重量物の出荷に対しての運賃タリフ計算が行われておらず、現実的な最安運賃検索が出来ていない状況でした。
そこで、弊社の運賃計算システムを利用し、基幹システムとの連携が行えないかとのご相談を受け、実現するために協議を重ね採用頂きました。
導入システムの概要
1.連携実現のための試行
最安値運賃検索を基幹システム(AS400)で行うという要件をクリアする為に、FTPを利用した連携を評価いただきました。
評価の結果、検索起動から検索結果取得まで約5秒の時間を要してしまい、この方式では実務に耐えられないとの判断をいただき、別の方法を模索する事となりました。
2. 運賃計算システムをツールとして利用
次に提案したのが、運賃計算システム側で各運送会社の契約条件に従い、地区別重量単位ごとに運賃を算出した結果をテキストファイル化し、基幹システムへ取り込んでいただき、検索は基幹側で行っていただく方法です。
この方法を実現するにあたりクリアする問題点として
・算出結果が1運送会社あたり約36万件となり、基幹側で受け入れが可能か?
・基幹システム側で、取り込んだデータを利用し検索を行うプログラム修正が可能か?
上記2点に関して、問題なしとの回答をいただき、ツールの開発を行い導入いただきました。
導入後フロー
連携イメージ
運賃計算システムでは、各運送会社の契約条件に基づき、地区別重量単位で運賃計算を実施し、計算結果データをテキストファイル化し基幹システムへ受け渡します。
全国の地区数が約1800地区、10Kg~2000Kgの範囲を10Kg刻み(200単位)で運賃を算出する為、1運送会社あたり約36万件の計算結果データが作成されます。
運賃マスターズ 導入の効果
課題
複数個口・重量物を
考慮した運賃検索を実現し、
最安値の運送会社で出荷を行う